2023/08/30

あれこれ完成

 もう2度と刺すことはない(刺せない)だろうと思っていたステッチが完成しています。

色々な所で考えさせられることの多いステッチとなりましたが(刺し間違いが多いとか、間違いに気付いた時には早く直した方がいいとか…)やっぱり久々にステッチをしてみて思ったのは、私はステッチが好きだなぁということ。

私の場合、ステッチしても刺しっ放しが大半で、額に入れても嵩張るだけだし、カバンなんかの作品に仕上げるのも手間だし、実用性に欠けてしまうんですが、それでもプロのデザイナーによってデザインされた美しい芸術を"真似"して追い求めているだけで、幸せ気分に満たされる…

編み物はそれに比べて、実用性は高いけれど、私の技術では芸術性に満ち溢れた作品は到底無理で、そういう意味ではやっぱりステッチに軍配が上がる、かな。

そうそう、このステッチでは背景を"一つの"色で埋めていくんだけれども、糸が足りなくなって注文しようと思ったときに始めて、この色はカラーバリエーションだったと気付いたという迂闊さ…段染め糸って一目一目を刺していくんだったよねぇ。

色々と学ぶことの多かったステッチとなりましたが、感無量!


そして黄色のスニーカーソックス(Strandtreppe)も編み終え水通しも終え、只今乾燥中。


Utsubosocksオレンジバージョンも片足完成。編み終わりのi-cordの部分だけ、前回のあまり糸のピンクの糸を使ってみました。



最長の貸出期間を過ぎても終了できず、もう一度同じタイトルを借りてきてやっと読み終えました、マックスフリッシュの"Homo Faber"。モダンクラシックと言えばいいのかな。

シェークスピアなどの典型的古典作品ではないけれど、刊行されて以来、ドイツ語原作でかなり読まれた作品だそう。多くの原語にも訳されています。(日本語版もあり、アテネに死す、だったかな)

私には何がいいのかさっぱり理解できないものでしたが…

お次は、図書館でふと見かけたフィンランド作家の現代小説を読み始めています。


フィンランド語を学んでいる身に取っては、フィンランドってとても気になるんだよね〜。


さぁ今から大腸内視鏡検査へ行った家人を迎えに行ってきます。

0 件のコメント:

ご母堂さまくつ下

 毎年一足編んでは引き取ってもらっている友人。彼女のご母堂さまが入院された折に、私が編んだくつ下をお母さまに貸し出されたそうなんです。 暖かいと喜んでたよ〜との話を聞き、それならご母堂さまにも編んで差し上げましょうということになったのがこちら↓。 友人と比べるとかなり足が小さいの...